こんばんわ しおたんです(@gin7000)
後輩が出世して脚光を浴び始める。
そんなシチュエーションで、同じように苦しんでいる我々は、どんな気持ちでいればいいのか…
後輩が出世して会社を辞めたい理由を考えました。
結論から言うと
- 後輩の態度が急変
- 後輩から仕事の指示
- 後輩から説教される
- 全て比べられ見下される
- 肩身が狭くなった
- 職場での立場がなくなる
- 給料に差が出る
です。
詳しく見てみましょう
後輩が出世して会社を辞めたい7つの理由
後輩の態度が急変
「先輩!しっかりしてくださいよ!!!」
例えば、元々親しい関係だった後輩が、出世をきっかけに自分を見下すような態度をとるようになる場面があります。
これは、人間関係の変化によるもので、突然の変化に戸惑うこともあるでしょう。
私の後輩が出世してやめたいと思ったのは態度が急変したことです。
それまで仲良く飲みにもよくいってました。
ですが出世した直後に大きく変わり飲みにはいかなくなり常に上から目線で話をしてくるようになったので嫌でした。
それだけならまだしも嫌みっぽく言ってくる所が嫌でした。
ミスをした時は敬語で怒ってくるのですが、やたら怒鳴ってくるのでどうかと思いました。
出世する前までは事務所内の雰囲気も良好で怒鳴り声は一切なかったのに後輩が出世したことで変わりました。
立場の関係もあるので言えませんでしたがこのまま辞めてこいつから解放されたいと感じるようになりました。
日々ストレスとの格闘が辛かったし後輩が変わらないとなにも変わらないと思いました。男性 35歳 食品製造
後輩から仕事の指示
「私が上司になったからには、私の指示に従ってください。」
これまで先輩として後輩を指導してきたのに、彼らが昇進することで、逆に指示や指導を受ける立場になることは、プライドを傷つけるものとなりえます。
後輩が出世したことは噂で聞き、上司から「後の指示は○○(後輩)から出すから…」と言われたことで「ホントだったんだ」とジワジワ来るものを感じました。
私は特別出世欲があるわけではないですが、やはり後輩に先を越されたことはいい気はしませんでした。
ただ当時の勤務先は「難しい仕事でもガンガン捌いて周囲を引っ張っていく役」と「ガンガンは捌けないけど判断が的確な役」が自然とでき、将来的に指示役になりやすいのは後者、後輩はその後者でした。
仕事について相談しに行く度にちょっと複雑ではあったものの、根がいい子なので何とも言えない気分になりました。
出世欲はない、でも先を越されたことは嫌、頭がゴチャゴチャしてしまい、「いっそ辞めたら楽になるかな」と思うこともありました。
女性 39歳 会社員
後輩から説教される
「あなたが昔やってた方法は古い。今はこうするんです。」
同様に、後輩からの説教は、先輩としての自分の立場を再確認させられる瞬間でもあります。
自分が今までの経験や知識を積み上げてきたのに、それが認められないように感じることも。
営業をしているのですが所属している営業部の社員数は計16名ですが私よりも3年後に入社してきた年齢も年下の後輩がいます、この後輩は入社間もない時は全く営業が出来ず営業成績は部署内で最下位の方でした、しかし徐々に彼の営業成績は伸び始め最終的には部署内でトップとなり部署内の上司は素晴らしい人材だと誉め称えていました、私は先輩として内心焦りを感じていたのですがどんなに外回りを頑張っても営業成績は伸びません???、そうこうしている間に時は流れとうとう後輩は営業部長に昇格し私の上司という立場になりました、彼が営業部長になってからは営業方針が変わり私が今までのような営業スタイルを行っていると〇〇さん!そんな場所には営業しなくて良いから向こうに行って!とか、もっと効率的な方法で営業して!などと指示や説教をされるようになりました、年上としての立場がなく率直に辞めたいと思いました。
男性 46歳 営業
全て比べられ見下される
「この業績の違い、気づいてますか?」
これは、後輩との比較を避けられない状況が続くことによるもの。
自分の成果や努力が認められないように感じ、見下されていると感じることがあるかもしれません。
私が入社4年目の時、勤務している部署に初めての後輩が入社してきました。
私は特別要領が良いわけではないですがゆっくり積み上げていく形で作業スキル等を磨き戦力として見られている状態だと自負していました。
後輩はとても要領の良い子で私含め先輩が教えたことをスポンジのように吸収し、さらに初心者ゆえの視点から新しい事を思いつき現場の効率を上げるアイデアを挙げ、周りからの評価はあっという間に上がっていきました。
もちろん私がコツコツ上がっていった3年間のスキルなんぞ後輩にとっては大したものではなく2年経つ頃にはあっという間に追いつかれ、そして追い抜かれていきました。
私と後輩が仕事のレベルが大体同じくらいになってしまったころから周りの反応が変わっていきました。
初めは冗談交じりに「頑張らないと後輩に抜かれるぞ笑」程度のいじりが「後輩はできているのになにをやっている」といったような説教に変化してしまいました。
男性 24歳 製造業
肩身が狭くなった
「昔の方法で今の結果が出せると思っているのですか?」
これは、自分の立場や役割が小さくなったと感じること。
例えば、以前は中心的な役割を果たしていたのに、後輩の昇進によりその役割が縮小されるなど。
その当時私が27歳で、入社してから4年ほど経過した頃に新しく入社してきた後輩が20歳でした。
職場の先輩や上司は若い時にヤンチャだったような気質の方が多く、真面目なタイプの私はそんな環境に居心地の悪さも感じつつも、入社して4年が経ち職場内でのポジションも確率していました。
ですが、元ヤンチャ同士の上司と後輩があっという間に仲良くなり、私が4年かけて築いてきたポジションが無くなっていくのを日に日に感じるように。
・挨拶に対する上司の返事の明るさがまるで違う
・職場内の雑談が上司と後輩のみでされ、私は空気のような扱い
・私が3年目に任された仕事を、後輩は1年目から任せられた
このようなことが毎日のように続き、退職も考えました。
ですが後輩が入社して2年目になった頃から遅刻や手抜き仕事など、後輩の勤務態度に問題が生じはじめ、その後輩は3年目に退職しました。
男性 38歳 調理師
職場での立場がなくなる
「あなたも昔は重要なポジションにいたのに、今はどうなんですか?」
これは、自分が持っていた影響力や発言権が失われると感じること。
後輩が昇進することで、自分の立場が脅かされると感じることがあるかもしれません。
その後輩が入ってくるまでは、私が上からの評価も良く重要な仕事を任せられる立場にありました。
しかし、私より一年後に入ってきた後輩は経験者で私よりも仕事のできる人物だったのです。
しかも、上司や同僚の気持ちを掴むのも上手く、みるみるうちに私は抜かれて立場が逆転していしまいました。
次第に周りの私を見る態度が変わってきて徐々に居場所を無くしていったのです。
私は、今まで仕事人間でしたが、後輩が出世してしまい仕事が嫌になってしまいました。
それ以上に会社に行くことが苦痛となり、何とも言えない虚しさが私を襲ったのです。
この虚しさから解放されるには仕事を辞めるしかないと思い始め、しばらく働いた後に退社することを決めました。
男性 48歳 小売業
給料に差が出る
「給料の差は、実力と貢献度の差。それを理解して受け入れるべきですよ。」
これは、後輩が自分より高い給料を受け取るようになった場合のもの。
物質的な差が出ることにより、自分の価値や立場を疑問視することがあります。
10歳も若い後輩。銀行出身という肩書きをバックに異例の出世。
会社としては特に実績が上がっていないのに、毎年昇給昇格し誰よりも早く管理職手前まで出世しました。
周りの同僚も疑問に思っていますが、ただ銀行出身ということただけで、無理やり納得して自分に致し方ないと言い聞かせている状況です。
さらに、特別手当もプラスされていることが判明。同じ職能等級のテーブルと比較しても、テーブルからはみだしての高待遇であることが一目瞭然に。
本人も何の悪びれもなく、毎定時にあごり、週末はゴルフ三昧と自慢げに語っています。
コツコツと努力し、会社に貢献してきた全員を唖然とさせる態度にこの会社は何を考えているのかと情けなくなりました。
男性 44歳 総務事務
後輩の出世で会社を辞めたくなった時のメンタルを保つ方法
後輩の出世は、自分の会社人生で心理的ダメージを負いますよね
しかし、大切なのは自分と他人を比較するのではなく、自分のペースで仕事を続ける事です。
今までにあなたがこれまで積み上げてきた経験や知識は、誰にも真似できない貴重なものです。
後輩の成功したからと言って、あなたの価値が低下するわけではありません。
人生やキャリアは荒れた海のように、上下の波があるものです
重要なのは、その波をどう乗り越え、やり過ごすかが重要です
後輩の出世をキッカケに、自分自身を振り返り、会社以外での自分の居場所を探すのも良いことでしょう
次のステージに進む準備をするときがきたんです
焦ることなく、落ち込むことなく、自分の価値を信じて、前を向いて歩み続ける。
それが、どんな状況下でも心の中で保ち続けるべきメンタルの強さとなります。
まとめ
まとめると
- 後輩の態度が急変
- 後輩から仕事の指示
- 後輩から説教される
- 全て比べられ見下される
- 肩身が狭くなった
- 職場での立場がなくなる
- 給料に差が出る
です
後輩の出世や成功は、場面によっては自分が惨めになる気持ちは確かにあります。
こんなクソ会社すぐにでも辞めてやるよ
そう啖呵をきりたくなりますよね
しかし長い人生で本当に成功というのは、いかに生き残るかが重要なんです
ズタズタにプライドが傷ついて辛い気持ちはわかります。
でも「無事故レ名馬」この言葉を胸に秘めて仕事をしてください
しょせん会社なんてお金を稼ぐための場所じゃないですか?
会社で自己満足をもとめるのは間違いですよ