こんばんわ しおたんです(@gin7000)
会社都合による転勤はサラリーマンの宿命ですが、その結果人生が狂います
辛いですね
なぜ転勤で人生が狂うのかというと
- 転勤先が合わない事がある
- 転勤で環境の変化がキツイ
- 転勤により将来設計が狂う
- 単身赴任で家族から疎外感
- 転勤で余計な出費がかかる
です
詳しくみてみましょう
転勤先が合わない事がある
転勤により職場の人間関係がリセットされるので、職場の雰囲気が悪くなる可能性があります。
どんなに仕事ができて、人柄の良い人物でも、人間の相性は実際に一緒に仕事をしてみないとわかりません
若い時は経験が浅く、多種多様な人間に合わせるのに苦労します
いまの職場が上手くいるからといって、転勤先でも同じように人間関係を築く事ができるかはわかりません
転勤先で上手くいく確率は、50%と考えた方がいいでしょう
転勤では用心深く、新しい人間関係を作りあげる必要があります。
転勤先が合わなかったエピソード
20代半ばの頃に販売業で勤務していた頃の話です。
その勤務先の会社は全国に展開しており、当時独身だった私は転勤に対して抵抗もなく配属された店舗で日々働いていました。
そして入社してしばらくすると店舗運営側、つまり店長として任されるようになり、
アルバイトや、パートの方への指示出しが主な仕事になって参りました。
まだ私自身が若く、周りの方々が年上の方々ばかりだったということもあり、
可愛がられることを第一に考えていたため、当時の店舗は雰囲気としてはかなり良い状態で、成績も上位でした。
そこで上層部が私に対して別の店舗への転勤を命じ、私もそれをすんなりと受け入れました。
今思えばそれが悪夢の始まりでした。
転勤先の店舗でも同じようにやっていけばいいか、という甘い考えがどこかにあったのだと思います。
その店舗は学生が多く、年下のスタッフばかりでした。
同じように優しく接していると次第にナメられるようになり、ある日釣り銭がなくなるという事件が発生しました。
結局私が補填して事なきことを得ようとしたのですが、それが上にバレてしまい降格となり、
当時の新卒と同じ研修を受けさせられるハメになりました。
今は転職しているのでただの思い出となりましたが、当時はそのせいで貴重な20代半ばの1年くらいを研修で費やす形となってしまいました。
男性 38歳
転勤で環境の変化がキツイ
大人になるまでに、住居を転移した経験があればいいのですが
生まれてから、地元以外に住んだことがない人が、転勤になると高確率で病みます。
それは環境の変化に心身がついていけないからです。
仮にあなたが転勤に免疫があったとしても、配偶者や子供たちには高ストレスになります。
それほど住居の移転というものはキツイいんです
恐竜や動物だって、急激な環境変化についていけず絶滅してしまったように、
人間も急激な環境変化にはついていけないもんです。
環境の変化がキツかったエピソード
夫の転勤で埼玉県に引っ越しました。転勤に伴って会社への通勤時間が片道1時間半になりました。
一方、夫の職場は車で10分ほどなので完全に不公平なことに腹が立ちましたが、最初は我慢していました。
家事も私が全てやるので、平日はなるべく早く帰り、仕事が終わらない時は朝早く行って片づけるようにしました。
夫がまだのん気に寝ている2時間以上も前に起き出して最寄り駅へ向かう生活が続き、慣れない土地へのストレスも重なり、
次第に私は体調を崩し、仕事を辞めざるを得なくなりました。
私は元々、千葉県出身で埼玉県には生まれてから1度ぐらいしか行ったことがありませんでした。
住んでから数年になりますが特に愛着もなく、周りに友達が一人もいません。
こんな環境でいつまで生きていくのかと考えながら、空しい日々を過ごしています。
女性 36歳
転勤により将来設計が狂う
自分の将来設計というものを、多くの人は思い描いていることでしょう
いまの生活を続けていけば、その理想に近づく事ができそうだと思っても
会社という組織により、その理想が挫かれる事があります
会社は従業員の幸せよりも、業務の効率化を最優先しているために、個人の意見を尊重しません
表向きは上役が相談という形で耳を傾けますが、サラリーマンである以上、将棋の駒以上の扱いはされません
そして自分の将来設計は音もな崩れていくのです。
将来設計が狂ったエピソード
夫の転勤に関する話です。私は当時、看護師として大学病院で働いていました。
勤続も10年近くで給料もそこそこ頂いていました。主任への昇格も上司から勧められており、
いずれは…と考え研修や勉強会にも積極的に参加していました。結婚してからも働き続け、
私の方が夫より年収も高かったです。妊娠中も周りがサポートをしてくれ、夜勤免除もあり本当に働きやすい職場でした。
育休から復帰して働いている同僚も大勢いました。私も産後は育休を経て当然のように仕事復帰する気でいて、
お給料も良いためローンも組みやすいだろうな、マンション購入したいな、などと夢を膨らませていました。
しかし育休中に夫が県外に転勤となってしまい、単身赴任か一緒に行くかの選択を迫られました。
まだ幼い子供を1人で育てられる自信はなく、両親からも父親と離すのは可哀想と言われ、
ついていく道を選びました。結局今私は専業主婦をしており、私の夢見ていた将来のビジョンからは離れてしまいました
女性 30歳
単身赴任で家族から疎外感
単身赴任で転勤した場合は、家族と切り離された生活になります。本来は家族という運命共同体で生活を営んでいるのですが、
旦那さんだけが切り離されてしまい、家族との接点が切れてしまいます。
いくら血を分けた家族といっても、普段から顔を合わせて生活をしなくなると、段々と他人のように疎遠な関係になってしまいます
単身赴任がとけて実家に戻っても待っているのは、よそよそしい他人のような家族だけです。
単身赴任は家族という集団から切り離されてしまうんですよ
家族から疎外感を感じたエピソード
妻と子供二人の四人家族で都内の持ち家に住み、都内へ通勤している普通の家庭でした。
39歳の時、大阪支店への転勤を命ぜられましたが、子供の学校や妻の仕事、持ち家であることなどから単身赴任となり、
一人慣れぬ大阪の暮らしを始めました。仕事は仕事としてどうということは無かったのですが、
一旦会社を離れるとそこはバリバリの大阪。東京生まれ東京育ちの私には関西のノリに付いて行けず、
食事をするのも何やら引け目を感じてしまい、
しまいには帰宅時にスーパーで割引になった弁当ばかり食べるという相当悲壮感漂う5年間を過ごしました。
仕事は忙しく自宅へ帰る予定を立てていても直前でキャンセルになることも多く、
約束や予定が確約できないため、次第に東京でのイベントから遠ざかっていきました。
そうこうするうちに上の子は中学受験になり、結局私は何も関与することなく無事第一希望に合格し、
別にいなくても良い父確定後、単身赴任が終わって無事自宅に帰ってくるもこの立ち位置はずっと続いていくとあきらめております。
男性 39歳
転勤で余計な出費がかかる
実家から会社に通う事により、食費や光熱費など生活にかかわる出費を親に依存する事ができます
若い時には給料が安いために実家から通勤した方がメリットが多いのです。
しかし、会社の都合により転勤になってしまうと、生活に関わる出費を自分で面倒をみなければなりません
これが結構キツイんですよ。多くは生活が破綻して退職する人も多いもんです。
お金を稼ぐために会社勤めしているのに、生活が成り立たないのは本末転倒ですよ
余計な出費がかかったエピソード
社会人になってからも実家に住んでおり、実家から通勤していたのですが、社会人2年目の夏に地元の福岡から東京に転勤することになりました。
はじめての一人暮らしだったので、東京に行ってから家具や家電を全て買い揃えました。
2回に分けて買ったのですが、違うクレジットカードを使っており、
締日がいい感じに重なってしまったので給料日の次の日には通帳の中身が4000円になってしまっていました。
奨学金の返済や携帯代金の支払いなどがあったため飲みに行ったさいにクレジットカードで払って現金をもらうということを繰り返しやっていました。
しかし、支払いが追いつかずリボ払いにしてしまったためどんどん金額が大きくなってしまい、最終的には債務整理をすることになりました。
女性 24歳
転勤で人生が狂うのはなぜか?
転勤で人生が狂のは人間関係と精神的縄張りという
2つのアイデンティティーが損失するからです。
そして自分の人生計画が転勤というアクシデントにより理想から外れるからです
人はみな自分の将来について大まかな予想を立てています
その元になるのは今現在の人間関係や交友関係です
しかし、転勤という会社の横暴により、その希望が打ち砕かれるのです
転勤上等、出世大好きというエリートさんなら構いませんが
多くの人は地に足をつけた生活を望んでいるはずです
私も多くの転勤、単身赴任者をみてきましたが、自分のアイデンティティーともいえる
地元という意識はなくなっていました
来年はどこで生活しているかわからない…
そんな環境だと今住んでいる地域に愛着なんてわきませんよね
半分は会社に忠誠を誓った抜け殻のような負のオーラがでてます
令和時代になっても会社都合による転勤なんて、人生を破壊する負の文化なんです
そして転勤により多くの人の運命が変わっていくんです
まとめ
まとめると
- 転勤先が合わない事がある
- 転勤で環境の変化がキツイ
- 転勤により将来設計が狂う
- 単身赴任で家族から疎外感
- 転勤で余計な出費がかかる
です
転勤は会社の業務を円滑にするために行う行為です。
その中に従業員の将来や生活の心配など微塵もありません
会社は従業員の幸せのために運営しているわけもなく
あくまでも会社が利益をだして株主に配当をだす事が優先されます
だからこそ会社都合で転勤をすることになると、各個人の将来設計が狂っていくんです。
転職するのはハードルが高いと感じますが、もちろん事前に自分の市場価値を調べます
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つらい人生を変える方法は3つしかありません(大前研一 著)
- 付き合う人を変える
- 時間配分を変える
- 環境を変える
付き合う人や時間、環境を変え、自分を取り巻くしがらみを全て外すという事です。
人は知らず知らずのうちに周囲の影響を受けてしまうんです。
そこに気が合わない人がいるだけで、人間は悪影響を受けてしまいます。
また、年収と仕事内容は比例していません
ある知人プログラマーは転職しただけで年収が1.3倍になりました。
これって転職したら知人の能力が爆上がりしたわけでなく
たまたま転職先が好景気な会社なだけだったんですよ
なおかつ、残業時間も月150時間→月30時間に減ったそうです。
結局は年収を決める重要なファクターは、その職場環境がすべてなんです。
もし仮に自分の仕事能力が年収いくらいになるのか気になる人は調べてみてください
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