職場で優しい人がマジギレした7つのエピソード、心の広い人の怒りの裏側とは

体験談
最近まで同じ課だった先輩はいつも温厚で優しい人でした。

その先輩が退職して有名企業に行くという噂が突如職場で広まりましたが、真相を確かめるのも気が引けるので黙っていました。

ある日、仕事終わりにオフィスに残っていると、先輩の怒鳴り声が響き渡り驚きました。

よく見ると、その先輩の同僚にあたる女性社員が泣きながらうつむいていたのです。

後から確認したところ、先輩が退職して有名企業に行く話を周りに広めていたのはその女性社員でした。

人事関係の仕事をしていて知り得たその情報を、面白半分で言いふらし楽しんでいたのです。

先輩も最初は我慢していたようですが、あまりにもいろいろな人から「退職するの？」と聞かれてイライラしていたそうです。

あんなに優しい先輩も怒鳴ることがあるんだと驚きましたが、それだけひどいことをした女性社員は反省したのではないかと思いました。

女性 　31歳 　公的機関

体験談
毎日の業務量が多い中、自分の仕事と同時に若手の教育もしなければならないという環境にあるのですが、私たち若手社員が自分の仕事に対してどのように対応したら良いか分からず聞くと、かなり機嫌の悪い雰囲気で応対されました。

いつもであれば、親切に教えてくれるのですが、特に業務が多く滞っている時はこちらが悪いことはしていなくても激怒されることがあります。

私たちは分からないし、間違ったことをすると迷惑がかかったり問題になるから聞いているのに、そのような態度で応対されてしまうと聞きづらくなってしまいますし、聞かなくなり結果ミスに繋がると思っています。

思うように仕事が進まないのは腹立たしい時がありますし、私もそう感じることがありますが、激怒された態度をされると返答に困ってしまいます。

女性 　27歳 　エンタメ系

体験談
その優しかった上司とは、同じ担当に所属していました。

私とその上司と２人で進めなければならない業務が発生し、その業務の期日は短いものでしたが、その他にも処理しなければならない業務もあったため、
お任せしてしまうような状況が続いてしまいました。

するとその優しい上司から、「仕事が忙しいんだけど、こっちも手伝えないかな？やってるの俺ばっかりじゃん。」

と言われました。

もちろん、任せっきりにしていたことの申し訳なさもあったし、上司に負担がかかってしまっていることも考えてはいましたが、
もっと言い方ってものがあるんじゃないのか？と思いました。

自分より年上の人間であるならば、常に上手な立ち回り、言い回しをできるものだと
思っておりますが、業務過多であったこともあり、非常にイラつきました。

男性 　24歳 　運輸業（事務職）

体験談
以前、私の職場で非常に優しい同僚が、プロジェクトの締め切りが迫る中、他のメンバーが納期に遅れていることに対して激怒しました。

彼は通常冷静で協力的な人でしたが、プロジェクトの成功がかかっていたため、ストレスが高まり、怒りを爆発させました。

その瞬間、彼の声が大きくなり、厳しい言葉を使いましたが、その後、謝罪し、問題を共に解決しようと努力しました。

この経験から、プロジェクトの重要性やストレスが人々にどのように影響を与えるかを学びました。

優しい人が激怒する状況はまれですが、ストレスやプレッシャーが高まると、誰でも感情をコントロールするのが難しくなることがあります。

そのような場合、冷静に話し合い、問題を解決しようとする姿勢が重要です。

男性 　39歳 　経営コンサル

体験談
ある日、私は以前からの友人で、職場でも優しさと寛容さで知られている田中(仮名)と一緒に仕事をしていました。

田中はいつも冷静で、他の人がストレスを感じるような状況でも穏やかに対処することで知られていました。

ある日、私たちのチームは大切なプロジェクトの締切に迫っており、皆一丸となって仕事に取り組んでいました。

しかし、その日は特にプレッシャーが高まっており、田中もいつも以上に忙しそうでした。

午後になり、プレゼンテーション資料の最終調整を行っていましたが、予期せぬトラブルが発生しました。

私たちのプレゼンテーション資料は、田中が担当していたグラフィックデザインの部分が突然消えてしまったのです。

田中はいつも冷静で、他の人のミスにも寛容に対応する人でしたが、この状況では彼も怒りを抑えるのが難しかったようです。

田中は画面を見つめたまま、急速に怒りが込み上げてきました。

彼の顔色が変わり、怒りのこもった声で叫びました。

「何が起きているんだ？このデータはどこに行ったんだ？！」 田中の声は通常の穏やかさとはまったく異なり、チーム全体が驚きました。

その瞬間、私たちは田中がいかにこのプロジェクトに情熱を注いでいるかを理解しました。

彼は普段から優しく、周りの人々のミスを許す姿勢を持っていましたが、このプロジェクトは彼にとって特別で、その成果に対して非常に責任感を持っていたのです。

男性 　44歳　 営業

体験談
営業の俺はお客様のところへ上司を連れて謝りに行った。

不良品が出たため、ということだった。

商品は中にものを入れて運ぶためのものだったが、大量にやぶれが発生しているというのだ。

お客様はいちゃもんをつけることで有名な業者で「こんな品質の悪いものを納品して悪徳業者か！全部新品に取り換えろ！それにおまえのところの営業はなんだ！一度工場に持ち帰って調べますと対応が遅い！」と怒り心頭だった。

いつもおだやかな上司だが、しばらく黙っていたかと思うと、商品をゆっくりお客様の目の前に差し出した。

「わからないと思いましたね？これは当社の製品ではございません。

そしてこの商品には500㎏しか加重をかけてはならないのですが、見る限り1ﾄﾝ近くのものを入れておられます。」と。

「当社の営業が工場に持ち帰り検証すると御社の虚偽がばれてしまうからですね。」
と静かに言い、「もう当社としては今後一切御社とお取引をするつもりはございません。」

と強い口調で言い放った。

上司は俺が連日悩んでいるのを見て、色々手をまわして調べてくれていたのだ。

後にも先にもあんなに冷たく怒った上司をみたことはない。

男性　 22歳　 建材メーカーの営業

体験談
まず、前提となる背景があります。

・会社としての評価は4段階
・賞与は年一回で部に賞与予算が振られ、部長が円単位で決める
・会社(人事部)の方針は相対評価であり、4段階の割合目安がある

・会社としては、各役員配下は要員構成により一律の割合で賞与予算の配分を行う
・部下の評価は役員配下の管理職と人事部でカリブレーションを実施する

今回、事件が発生したのは、前提の最後に記載したカリブレーション会議です。

普段は本当に穏やかで全く声をあらげないタイプの温厚な部長が激昂しました。

その部長のとしては皆んな頑張って成果を出しているのに、結果を出していない役員組織と一律配分なのかが納得できないとのことでしたが、人事は会社の決まりとの一言でしたので、スイッチが入り激昂でした。

男性　 44歳　 金融業界