降格人事で凹んでいる人のメンタルの保ち方

終った人間

こんばんは しおたん(@gin7000)です

降格人事で役職を降ろされてしまいましたか・・・辛いですね・・・

その気持ちわかります

上司から面談で降格人事の通達を言い渡された瞬間

外面は平然としているのに

もう心の中では心臓がバクバクしてしまい

どうすればいいのか解らない状態ではありませんか?

降格人事で凹んでいるのは会社に対して過度の期待を持っているからです

今のあなたのメンタルを正常に保つには

結論から言うと

  • 会社でやりたい仕事を選ぶのは間違い
  • 会社での役職は社外では意味がない
  • 会社は賃金を得る所と割り切る

です

詳しく見てみましょう

私も降格人事を受け入れて傷ついた経験があるので

少しはお役に立てるかもしれません

降格人事とは何か?

降格人事

降格人事とは会社の人事権を行使して

役職や職位を引き下げることです

給料のなかに職務手当の名目で加算されている場合は

職務が下がることにより給料が減額されることがあります

ただし労働法に規定されているように

経営者は労働者の同意を得ずに一方的に減額することはできませんが

減給を伴わない場合は経営判断により自由に実施されます

降格処分になるケースは業績が悪かったり、会社に不利益を生じさせた場合などがあります

つまり会社にとって不利益→降格人事、この流れになります

降格人事とは社内の地位を下げる事を意味するので、自然と社内に対する影響力が下がることになります

降格人事になる地獄とは

 

職場つらい

これから降格人事にあう人へ

私の体験した事をお話します

私の場合は社内の些細なミスにより降格人事にあいました

通常のケースなら訓告程度の懲戒なのですが

自分の派閥の人間を出世させるために

目障りな自分を排除したかったようです

そんな馬鹿な?

そう思うでしょ、でも後ろ盾のない人間の場合は

小さなミスを荒さがしされて、それを理由に攻撃してきます

それまでもどんなに会社に貢献してきても

小さなミスを理由に左遷された人は多くいました

小さいミスでも降格人事の理由にされるので

まずは、ミスをしないように努めましょう

降格人事を受けると役職を解かれる日時を言い渡され

それまでに身の回りの整理をして

新たな任務地へと赴きます

もうね敗残兵の気持ちが痛いほどわかりますよ

死刑宣告までのカウントダウン・・・

そんな気分です

降格人事には転勤も伴っていたのですが

敗残兵には送別会はしてくれませんでした・・・

(個別では食事会を行ってくれましたが)

白々しく

新天地でも頑張ってくださいね

そんな事を言いにくる人もいましたが

態度でわかるんですよね

新天地にて任務に就くと以前、面倒をみた後輩が

自分の上司として振舞っているのです

これが一番辛いです

かっては自分が面倒をみて仕事を教えたのに

いつの間にか彼から仕事を貰う立場になる

それをみた同僚が

辛いなら会社を辞めた方がいいよ

そう呟くんですよ

会社辞められるのならすぐ辞めてるって!

社内の人間は、可哀そうにといった哀れみの

目でコチラを窺ってくるのですが

社外の外注さんにいたっては、もっと露骨に態度を表しますね

以前は〇〇くん頑張ってるかね

と頻繁に声をかけてくれた協力会社の社長さんが

すれ違ったときに目も合わせてくれなくなりました

そんなもんですよ

こいつはもう終わり、早く他の人間にゴマを擦らなくては

そんな感じでしょうか

給料が減額される事よりも、立場や環境が変わることにより

人間の態度が180度変わる事の方がショックでした

降格人事を受けた人はこれからこのような地獄を味わうかもしれません

会社はしょせん賃金を稼ぐところ

会社は割り切る

降格人事というキーワードで検索すると

降格人事の適用条件や違法性について解説しているサイトは

数多くありますが、そんなことよりも

降格人事に合ってもメンタルをなるべく引きずらないように

することを考えましょう

基本的に会社とは労働することで賃金を得る場所と考えてください

働いた分だけお金をもらう

それだけの関係と割り切ることから始めます

よく就活でこの会社に入社したら、このような仕事をしてみたい

そう夢を語る若者も多いですが

それは基地外の発想です

やりたい仕事があるなら、自分で仕事を作り

自営として仕事をすればよいのに

会社という枠組に組み込まれるのに

会社でやりたい仕事を選ぶのは大きな間違いです

会社という共同体に入ったら

それがやりたくない仕事であれ

どんなミッションでも遂行しなくてはなりません

会社を通して自己実現をしようとするから間違いがおきます

しかし会社もズルいところがあり

昇進というエサをぶら下げて社員のモチベーションを

高めて仕事をさせようとします

この罠にかかってしまうと役職が自分の装飾として

機能してしまい

役職が上がるほど自分が偉くなったと勘違いしてしまいます

そのタイミングで降格人事をうけると勘違いしている分

ダメージが大きくなります

会社の上司も社外ではタダのオジサン

あなたの会社の部長さん社長さんは社内では威張っていませんか?

ヘーヘーと社内の廊下を歩くたびにモーゼの十戒のように

人々が道をあけてくれる

そんな雰囲気でしょうね

でもねそんなお偉いさんでも一歩でも社外にでたら

タダのオジサンじゃないですか?

一部上業企業の部長さんでも経団連のお偉いさんであろうと

社外ではなんの影響力もありません

他人からすれば部長さんでも文句の一つも言わせないね

そんもんでしょ

いくら社内での地位が高くてもそれ以外では

何の効力もあり得ないのです

会社での役職は社外では意味がないんです

これを明確に意識することが必要です

割り切って仕事だけ淡々とするという方向性をつかむことが

降格人事で生き延びる道です

会社は賃金を得る所と割り切りましょう

しばらくすれば、それが平常運転のように業務が回っていき

平穏な日々のなかで辛かった思い出として

心の中で佇むことでしょう

まとめ

まとめると

  • 会社でやりたい仕事を選ぶのは間違い
  • 会社での役職は社外では意味がない
  • 会社は賃金を得る所と割り切る

です

降格人事はミスを理由に行われます

降格人事には給料の減額が伴うことがありますが

それよりもキツイのはかっての後輩が上司になることです

また周囲の人間はよそよそしくなります

環境や立場により人間の心は簡単にひっくり返ります

これを乗り切るには会社は賃金を得る所

割り切ることが大切です

会社と自分を同一視するのではなく

会社と自分は別の人格であることを再認識します

別人格であれば、割り切って付き合うこともできるでしょう