事務職はなぜ現場よりに偉そうなのかと悩んでいる人へ

事務所偉そう

こんにちは、しおたん(@gin7000)です

現場で仕事が終わり事務所に帰ると暖かい部屋で仕事をしている 事務員が鼻につきませんか?

自分は現場で汗水働いて会社に貢献しているはずなのに

なぜか事務員から見下されている

そんな気がして悩んでいませんか?

そんなに事務所というのは偉いのかよ

そう思うこともあるのではないでしょうか

実際はどうなんでしょうか、一緒に考えみましょう

現場仕事よりも事務職は人気


あなたの仕事は現場ですか?事務所ですか?

私も現場→事務→現場と経験を通してお話させて

いただきます

事務所より現場のほうがツライですよ

現場の仕事とは営業職や製造業、介護職、サービス業

など直接お客様と接点があったり

工作機械や特殊車両を使い

会社の実益に貢献している仕事です

それとは逆に事務職とは経理、総務などを筆頭に

現場の仕事を円滑に進めるために存在する

バックヤードの仕事ともいえます

現場の仕事が滞りなく進めるために

事務職は縁の下の力持ちになっています・・・・

そんな、キレイごとはいいませんよ

現実は額に汗を流して肉体労働をする現場よりも

事務職のホワイトカラーの方が

見栄えもいいし体は楽ですよ

いやいや事務職だって長時間労働になるし

大変だって、そう反論される人も多いでしょうが

現場の場合は労働災害で人が死ぬこともあったり、接客業で基地外クレーマーに噛みつかれてしまう

こともあります

でも事務所というバックヤードはそこまでの被害は多くありません

事務と現場の求人倍率の違い

 

東京都 厚生労働省

が調査した有効求人倍率をみると

事務職の一般事務が求人倍率が一人当たり0.48倍に対して

現場作業である建設土木技術者などが、一人当たり9.01倍になります

事務職 1人の求職に対して 求人が0.48社

土木職 1人の求職に対して 求人が9.01社

事務職もキツイよとか言い訳をしても

現実を見ると一目瞭然です

誰だって大変な仕事よりも空調が効いた部屋で

机に座って仕事をした方が楽ですよね

建前の上では現場を重要とか会社の生命線とか

いっていても

大変な現場仕事は若手や外注にやらせよう

現場は大変だなー馬鹿はおだてて使うべし

とか腹の中で思っているんですよ

いやホントですよ

現場が重要とか本当に思っているなら

会社の幹部が率先して現場の最前線で仕事をするべきでは

ないですか?

陣頭指揮とかいってスーツに似合わない作業着を着て

アピールすることはあれどもそれは一種のパフォーマンスです

誰だって大変な現場仕事より

体が楽な事務所の方が好きなんです

誰でも現場よりも事務職の方が人気があるので

最近のブラック企業では事務職で求人を出しておいて

徐々に現場に配置転換をするという

悪質な方法があります

(事務職で募集して現場に配置する)


参考
女さん「私は事務の仕事をしたいの!なんで現場仕事させられるんだよ!」 → 退職たろそく

この漫画の本人からしたら

自分は事務職で採用されたのに

現場に配置転換されるのは納得いかない気分でしょう

それほど現場仕事は人気ないんですよ

事務所が偉そうに見える理由

現場作業が戦線の最前線で銃弾が飛び交う

激戦地なら

事務職は安全な後方の高官がいる幕僚でしょう

現場仕事といのは兵隊がする仕事であり

事務所というのは高官がする仕事です

事務所(管理)→現場(兵隊)

という図式ですかね

ヤマザキパンの採用情報をみると


参考
実 際 に あ っ た す ご い 求 人 広 告NAVERまとめ

現場の兵隊と事務所の幹部候補

の採用があらかさまに違います

大卒採用はスーツに身を包みまるでドラマに出てくる

主人公の如くいきいきと活躍するイメージなのにたいして

高卒採用は割烹着とマスクをつけた怪しげな給食のオバサンスタイル

で黙々と作業をしています

この採用写真をみるといくら現場は重要とかいっても

最初に選別されては説得力はないわ

監獄実験という役割が人間の心理に及ぼす実験をみても

人間の心理というのは与えられた役割に対して

その役割を演じように洗脳される心理があります

囚人役と看守役に分かれて演技させたところ

4~5日後には看守役が役になり切ってしまい

囚人役に暴力を振るうようになりました

それほど人間の心理は自分の置かれた立場により

影響を受けることになります

自分は現場から事務所に配置転換を受けた時に

上司に言われた事があります

現場の人間の仕事をするな

現場の仕事を手伝ってやると現場の人間が

事務所を舐めてかかるので管理しずらくなる

現場が大変だろうと手伝ってはいけない

ディスクは別にしろ

現場の人間が事務処理をする部屋は別につくり

事務所の人間とは一緒に事務処理をさせるな

一緒に事務処理をすると自分の同等の人間だと

思い込むのでわざと差を付けなくてはいけない

制服も別にしなくてはならない

現場の人間と事務所の人間では見た目から

人種が違うという事をわからせるためにも

スーツと作業着というふうに

馬鹿でも解るように差をつけなくてはならない

以上のように事務所というポジションは人間を管理する

ポジションでもあるので明らかに差別することにより

自分の身の程をわきまえさせる

という雰囲気つくりから始まっています

これを考えると事務所という場所は偉そうに映り

現場の人間が見下されているのが事実なのが一目瞭然です

リストラ対象は事務職から

現場の人間は虐げられて事務所に人間に見下されて

生きていかなくてはならないのか・・・

そう嘆いている人も多いことでしょう

現場作業の唯一の利点としては

リストラの対象は事務所から始まるという点があります

事務所というのは間接部門の部分が大きく

直接会社のの利益にならない事が多いです

そのため会社の業績が悪くなると

間接部門を縮小して人件費を抑える傾向があります

現場仕事は人間でいえば手足のような部分に相当するので

手足を失っては何もできません

業績が悪くなってリストラされる対象を見てきた結果

給料が高い事務職がよくリストラの餌食になっていました

自分も事務職を経験したことがあるのですが

会議のための資料つくりとか書類のチエックとか

自分や部署の自己満足のための仕事を作るのが

事務職の仕事なんですよ

安全に作業できるように徹夜して

器具のチェツク一覧表を作成して現場作業員に配布しても

多くの場合は適当にレ点だけいれてチェツクしてるだけです

事務所の仕事をまともに聞いて作業していたら

絶対仕事は終わりませんから

現実的でない何かあったときの言い逃れの

ための証拠集めのために毎日膨大な量の

書類に記入させられているのです

でもこんな事をするだけで事務員が

大企業になればなるほど間接部門が大きくなり

人件費で身動きができなくなります

その結果、会社が傾くと真っ先に事務員からリストラ

されていくことになります

文系・大卒・30歳以上がクビになる  深田和範

なぜホワイトカラーの仕事ができたのか

自分たちの仕事は重要だと思い込んでいる点

などホワイトカラーの問題点を紹介しています

ホワイトカラーを会社のガン細胞と指摘しており

不要な仕事をあたかも価値がある仕事として

演出して会者の業績を悪化させている原因と説いています

日本のホワイトカラーの生産性が低いのは当然のことでしょう

このガン細胞であるホワイトカラーをリストラして

業務をスリム化すれば人件費が抑えられ

無駄な仕事はなくなります

これで見もしないチエック項目にレ点をいれる作業とオサラバです

リストラ対象が現場に及ぶケースは本当に会社に仕事がなくなり

倒産直前の兆候です

まとめ

事務所の人間が偉そうなのは会社が管理要員として

仕事を任せるためそのように処遇をつけている

事務所の仕事の方が人気なのでいくらでも人は集まる

ため事務所要員として求人をだし現場に配置転換させる

事務所の人間に見下されていると感じても

会社の業績が悪くなればリストラは事務所から始まる