こんばんは しおたん(@gin7000)です
もっと楽な仕事がしたい
そう考えたことはありませんか?
クーラーの効いた部屋で同僚と雑談しながらダラダラ仕事したい
超理想的な職場ですよね
現場仕事とちがい事務職は職場環境に恵まれています
みんな本音では楽な仕事がしたいんですよ
そんな事務職でこれからもずっと生き延びるには
どうすればいいのか一緒に考えましょう
なぜ事務職を希望する人が多いのか?
なぜ事務職を希望する人が多いのでしょうか?
なんとなく楽な仕事環境だと思っているからでしょう
カイジみたいな地下労働の現場よりもクーラー、暖房がバッチリ効いた
楽な仕事環境の方がいいですもんね
会社では現場は大切とか我が社の主力とか綺麗事言っても、
実際は誰も辛い仕事なんかしたくないでしょ
誰だって本音では疲れる仕事はしたくないんです
よくある話で会社は現場が仕事しないと金を生まないために
おだてて現場を使うんです
その結果が進むと社内の力関係が
現場>>>>>事務
になりがち、事務所の人間は自虐的になって
ヘコヘコして現場を使っているし
現場は現場で変に強気になって威張り腐るのが
日本の会社の構図ではありませんか?
そのため現場の人間は自尊心が強くなり、事務職は自虐的になる
現場から事務員に対して
文句やクレームは出るが事務員は笑いながら流す
職場の人間関係が対等なら現場から文句が来ても、
事務員は言い返すのが平等ではありませんか?
しかし現実は職場の力関係はどうしても
現場よりになってしまいます
経営層がそのような態度を取ることにより、
経営層の下部組織でもある事務職は現場に気を使うのです
現場の仕事はそんな優遇された環境でも多くの人はやりたくないのです
現場仕事は疲れるからね!
事務職が人気の一因として、経営層に近く偉そうだからという点もあります
現場仕事よりも事務職の方が偉い?感じがしませんか?
大企業では採用時に現場と事務で振り分けているように
事務職というだけで偉いという錯覚を植えつけます
確かに経営層はビルに籠って事務職のような事をしているイメージがあります
災害が起きた時に首相が新品の作業着を着て
インタビューを受けてるのをみるとシラケませんか?
いかにも現場で頑張ってます感を出していますが、
絶対に現場で汗水流さないだろと思いますよね
あれと同じです
かって日本では色白な人は高貴な人の象徴であったそうです
外での労働者→色黒
富裕層→色白
という構図です
外で畑を耕してる農民よりも、宮廷でカルタ遊びをしている貴族の方が偉いんです
いくら現場の仕事をリスペクトしても腹の中ではバカにしているんでしょ
参考
女さん「私は事務の仕事をしたいの!なんで現場仕事させられるんだよ!」 → 退職たろそく
事務職の倍率
事務職に限らず人気のある仕事は競争倍率が高いのが現実です
土まみれのドカタより自分の感性で仕事できるデザイナーの方が人気があるのと同じです
事務員で生きていくために自分に何かしらの特技という名の武器を作ろうと考えていませんか?
事務職としての武器として簿記や会計など会社には必ず必要とする特技ですね
でもね、そんなのは誰でも考える範囲の武器なんですよ
仮に経理として公認会計士など飛び抜けた資格でもあるなら別ですが
常人が身につけられる程度の資格は武器屋に売っている銅の剣程度です
技能があれば安売りされない
一見まともな意見に思えますがアニメーターの給料を考えると
やはり人気のある仕事は安くなってしまうのです
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/
東京都 厚生労働省
東京都の求人を見てみると近年は人手不足というだけあり平均1.93倍ですが
事務職だけは0.48倍になります
不人気職でもあるサービス業、建設業は9.01倍になります
ある中小企業が事務職2名の募集をかけたら
100倍の200名が応募があったという笑えない話しもあります
事務職のリストラ
事務職は金を生まない存在と会社から思われています
本来ならば現場の仕事を指揮したりサポートする司令官、
補給部隊の役割をするのが事務職の仕事です
会社での仕事を現場仕事、事務職とで説明すると
お金を貰う仕事 ← 現場での作業
何かの目的の仕事 ← 事務職の作業
とに分かれます
目的があるから存在する現場仕事に対して、
とりあえず存在しているから事務職の仕事を作るの違いです
本来なら仕事がなければ存在できないはずなのに
会社に事務員がいるのでつまらないコンプライアンスとか就業規則の改定など
事務職は何かしらの仕事を創造してしまうのです
役所仕事は無駄な手続きや承認で全然進みませんよね
あれと同じです
この症状を大企業病とも呼びます
大企業病とは
組織が官僚的になり不要な仕事を作り出し組織が硬直する病気
大企業病に罹患すると新しい仕事を始める事が難しくなり
かつ誰も責任を取らなくなる、死(倒産)に至る慢性疾患である
本業とは全然関係のない仕事をサービス残業までして一生懸命している
これでは会社は儲かりませんよね
こんな状況を精査してスリムな儲かる組織に変えるのがリストラの目的です
会社で現場は手足なら事務はぜい肉です
あなたの仕事は会社の本質に近い仕事でしょうか?
事務職で生き残るには
事務職として生き残るには経営層に近い存在になるか、
事務職としての単価を安売りするしかありません
経営層に近いポジションになるには
幹部候補生としてエリート街道の道を歩むしかありません
一点の汚れもなく出世街道を歩く道です
もちろん社内政治に長けることも必要で上司に擦るゴマは沢山用意しておきます
それ以外で事務職として生きるには
派遣とか低賃金で安く仕事をするしかありません
事務職の人が長時間労働をしたりサービス残業をしたりするのは
長時間労働をする事により自分の単価を切り下げているのをアピールしているからです
誰よりも早く出社して一番遅く帰社する
そういうアピールだけでもつまらない資格よりは重宝がられます
事務職として生き残るには人件費のダンピングしかないです
あなたは事務職がしたいのかお金が欲しいのか問われたら
体が楽な事務職を選びたいのではないですか?
事務職は会社に利益を生まない間接要員と見なされる事が多いので
他の事務員よりも安価で仕事をする旨を上司や経営層にアピールします
半分の給料で人の仕事まで請け負う
そう会社の上層部が判断した時があなたが事務職として生き残る道です
正直、焼き畑農業というか焦土作戦に近いのでおすすめはできません
それでも、あなたは事務職として生きていくと決めたなら
その覚悟を持って上司にアピールしてください
楽と思った仕事が茨の道かもしれませんが
それも人生なのかもしれませんね
まとめ
事務職の利点として体力がいらないノルマがない土日も休みやすい
など、様々な利点があります
また事務職は本来は現場と経営層を結びつける
重要な役割を担っているはずです
さんざん事務職をディスってきましたが
本気で事務職を極めればその会社は伸びていくことでしょう
しかし、現実は残念事務員が多いのです
現場と経営層とのパイプ役を果たさなければならないのに
現場に丸投げ、上司からの伝書鳩など
社内での存在理由が希薄になってる人が大勢います
現場から支持される存在になる事が事務職として本当は一番大切な事なのです
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます
先日、取引先の事務員の女性が汚らしい目で作業服姿の私を見るので、
御社はドレスコードは必要でしょうかと聞いてみました・・・