上司が好き嫌いで人事を行うと組織は崩壊する理由

こんばんは 銀次郎(@gin7000)です

あなたの会社の上司はどのようなタイプですか?

上司によっては自分の好きな部下ばかり

使いたがる人間も存在します

自分の派閥、グループで固めてしまえば

仕事は順調に進むと思っているんですかね

では上司が好き嫌いで人事を行うと組織はどうなってしまうか

一緒に考えてみましょう

上司の主な仕事はマネジメント

あなたの会社の上司である管理者の主な仕事とは何でしょうか?

おそらく管理職であるのなら自分の部下を使い

仕事を完遂させることでしょう

マネジメントとは組織を管理することを意味します

多くの部下を適材適所に配置して仕事を円滑に行う

野球やサッカーの監督的ポジションの業務ですね

そのため管理者である上司は人事部に働きかけて

自分の部下を選択する権利も持ち合わせています

もちろん大きな会社であれば人事部からの意向も無視はできませんが

そこは部署を統率している身分であれば

それなりの意向を示すことができます

ではその上司の性格が一癖あり

自分の好き嫌いで物事を進めようとする人物であれば

どうなるのでしょうか

結論からいえば偏った人事は組織の各部に亀裂を生み内部から崩壊することになります

ではそこまでに至る過程を見てみましょう

好き嫌いによって有能、年上は排除

好き嫌いが激しい上司の場合、自分の意見が通りやすい

イエスマンばかり集めたがります

自分の意思が通らないと管理能力を会社側から疑われてしまい

上司の器ではないのかと疑問視されてしまうので

自分の使いやすい人間ばかりを選別します

自分の部下が有能であるかという点は考慮せず

自分の部下が使いやすい人物であるかが重要になります

多くの場合、上司よりも年下で無能な者が選ばれます

有能な人物ほど仕事に対してプライドと知識を持っているため

上司に何かにつけて反抗的な態度に映ります

そのため、まだ半人前の若い社員が登用される機会が増えてきます

しかし未熟な人間ばかりが登用されることにより

組織は崩壊していくことになります

ポルポト政権に見る組織の崩壊

ポルポトいう人物をご存知でしょうか

カンボジアにおいてクーデタを起こし

親米ロン・ノル政権を倒し、

75年に民主カンボジア政府を樹立した中心人物でもあります

自国の将来を想い理想国家を作ろうを考えた

までは立派ですが誤った判断により

多くの同胞を粛正してしまいました。

同じグループ内でも少しでも不穏な雰囲気があれば

大量虐殺しまくりました

一説によるとその数170万人以上とも言われています

ポルポトは西洋文化に染まった知識階級を始め

自分の思想に染まらないであろう人物は粛正の対象にしました

カンボジアにクーデターが起こり国外に逃亡していた人物に対して

祖国の復興に貢献して貰いたい

と呼び戻し張り切って帰国したら

そのまま収容所送りにして粛正していました

インテリは嫌いらしく、仕事のできるインテリは率先して

粛正しました

歌手であるフイ・メアスは知っている歌を歌い続けろ

と木に括り付けられ歌い死にさせられたそうです

社会経験があり仕事が出来きる大人が信用できない

ポルポトは子供を優先的に登用していくことになります

これって好き嫌いが激しい上司が

自分のいう事を聞く若手ばかり登用するケースとそっくりではありませんか?

そんな事ばかり繰り返すポルポト政権では

国の国防を守る兵士はすべて子供になりました

また国の医療を司る医者、看護師、薬剤師も

すべて子供になりました。

まるでキッザニアみたいですね

字も読めない子供が医者になり

注射失敗の部分が化膿し腫瘍化することも多かったようです

そのため国民は子供医者に注射で殺されると恐れていました

その後、ベトナム軍が侵攻してきたため

子供兵士では抵抗できず

あえなく7日で首都陥落してしまいました

字も読めない子供兵士や子供医者などは

本当にあった実話なんですよ

同じ共産圏の中国から軍事協力で兵器を送られても

字が読めない子供ばかりなので軍事訓練を中国から拒否されたりしています

参考文献

ポルポト〈革命〉史 虐殺と破壊の四年間   山田 寛

ポルポトが辿ってきた道を時系列で紹介しています

なぜその時の人物の思惑や環境などが

客観的に書かれているのでカンボジアの近代史

の全体を知るうえで有効な資料になります

好き嫌いで人事を行ったあとに、仕事がわからない

若手ばかりになり仕事に支障をきたす事は

あなたの会社でもありえることです

裸の王様は現場の状況を知らない

あなたの会社の幹部はどの程度現場の状況を知っているのでしょうか?

多くの場合は自分の子飼いの部下からの進言を

鵜呑みにしていて現場の状況は理解できません

上司であれど、間違っている事は諫言(間違いを指摘)する者がいて

その骨のある人物の言葉に耳を傾ける事ができれば

現場と会社幹部との意識の差が広がる事はありません

器の大きな人物であれば一人二人くらいは

そういった異分子を仕込んで置くものですが

好き嫌いでしか判断できない器の小さい上司では

それは無理なことです

その結果上司に都合の悪い事は内々に隠してしまし

会社幹部まで届かないことになります

このように大企業でも内部から腐っていき

気が付いた時には手の施しようにならない事になります

先日ボヘミアンラプソディーという映画を見てきたのですが

主人公のフレディ・マーキュリーがCBSにソロとして引き抜かれたが

自分の言いなりのギターやドラムなどの演奏メンバーでは

いい曲が作れないということに気が付きます

いくら楽器の演奏が上手くても

間違っている時には反論してくれるメンバーの意見も

取り入れて修正していかないと良い曲はできないのでしょう

結局フレディ・マーキュリーは元のメンバーに頭を下げて

クィーンとして活動を再開します

誰も反論してくれなければわからない事もあるんですよ

まるで現場の事を理解しておらない裸の王様だと思いませんか、
あなたの上司は頭は大丈夫ですか

まとめ

会社組織という共同体は、様々な人物の多様性が強みなはずです

今よく言われているダイバーシティという単語でさえも

多様性を重視して組織を活性化しようというのが

目論見のはずではありませんか?

しかし一個人である上司が自分の恣意的判断により

自分の子飼いの人物ばかり登用していたのでは

ワンパターンのツマラナイ組織に早変わりしてしまいます

かのパナソニックの創業者でもある

松下幸之助は参謀役には

直言、諫言する人物を入れよと説いています

自分や組織の方向を誤らせないためには

そのような人物こそが組織には必要なことなのでしょう

参考   参考 ビジネスマンに送る名言集松下電器産業 創業者