会社のゴマスリ野郎が不幸になる3つのケースとは

ゴマスリ

こんばんは しおたん(@gin7000)です

あなたの会社にも居るゴマスリ野郎は元気ですか?

仕事もできない癖に上司へのゴマスリで

出世するのを見るのは耐えがたいことです

仕事もできない癖にこのまま出世するのかと思うと

気が狂いそうになりませんか?

何かゴマスリ野郎にも落とし穴はないのでしょうか?

ゴマスリ野郎が不幸になるケースは次の3ケースがあります

上司が左遷される、上司に連れていかれる、上司に妬まれる

どれもゴマをすっていた上司の状況が変わることにより

今までのような蜜月の関係では居られなくなるのです

ゴマスリ野郎は誰にゴマをするのか?

ゴマスリ野郎は誰にゴマをするのでしょうか?

結論から言うと

直属の上司や社内で有力とされる上司にゴマをすります

間違っても掃除のオバちゃんにはゴマはすりません

ゴマをするというのはゴマスリ対象者との意識を合わせて

相手の心の中に自分の人格を印象つける行為です

上司の精神内に寄生すると考えてください

赤の他人と話す時に人見知りをしたりしませんか?

これは相手がどんな人間か解らないために警戒心が働き

相手との精神的な距離をおこうとするからです

その警戒心を解くため手順として

・挨拶をして相手の認知度をあげる

・雑談を交えて交流を深める

・お世辞を言って相手の印象を強くする

・あらゆる手段を取って相手に有効な人物と思わせる(お中元、お歳暮、手柄の譲渡)

など段階を踏んで相手の心の中にゴマスリ野郎の人格を作ります

一番重要なのは上司を褒め称えて相手の承認欲求を満たす事です

人間は誰でも人から認めて貰いたいという願望にとらわれています

上司という立場は部下に嫌な仕事を割り振る事もあるため

つねに孤独な立場に成りがちです

そんな時に犬っころのように尻尾を振って媚をうってくる

人間はとても気にいります

ゴマスリの一番有効なお世辞はこの承認欲求に効果があります

上司からみたゴマスリ野郎

上司という立場は孤独になりがちです

部下に仕事を割り振ったり、指導監督業務も行うために

嫌われ役を買ってでないといけない部分がでてきます

そんな上司の心の隙間に入り込むのが

ゴマスリ野郎なのです

上司が仕事をしやすいように下働きをしたり

上司の折れやすい心の支えになったりします

そんなゴマスリを受けていると上司からしたら

ゴマスリ野郎がいないと仕事がしずらい依存性をもってしまいます

依存とは精神的に愛情や支持を求めて

それがなくては生きていけない状態です

自分での思考のコントロールができない状態になってしまいます

これは部下が上司にゴマをすることにより

上司が部下依存症になってしまうのです

上司からのエサは出世というご褒美

ゴマスリ野郎が上司から与えられるご褒美は何でしょうか?

多くは地位、出世、給料、ボーナスなど

社内での権力かお金がご褒美になります

上司は気に入った部下にこれらのエサを与えます

権力なら部下を出世するように根回ししたり

お金ならボーナスの査定を便宜したりします

ゴマスリ野郎はこれらの目的のために日々

上司にゴマをするわけです

もちろん職場の同僚から白い目で見られる事も

多々ありますが自分の出世のためには手段は選びません

上司→部下の関係が蜜月期間な状態が一番安定している状態です

ゴマスリ野郎が不幸になる3つのケースとは

ではゴマスリ野郎が不幸になることはあるのでしょうか?

もちろんゴマスリ戦略が功をそうして社内で大出世する可能性もあります

残念ながら日本の会社では仕事の能力よりも

上司のゴマスリの方がはるかに出世するのには効果的です

それを踏まえたうえでゴマスリ野郎が失敗するケースを考察してみました

主に3つの不幸になるケースが存在しています

上司が左遷される

これは自分がゴマをすった上司が左遷されるケースです

ひらたく言えばゴマをする人間を間違ったともいえます

自分が上司にゴマをするという事は

競馬で本命のウマに全財産を賭けているのと同じです

会社の中には本命上司の他に対抗上司、穴上司など

同世代のライバルがひしめき合っています

その中から自分が将来出世するであろう人間をセレクトして

その上司に必死に媚を売るのです

しかし世の中は何が起こるかわかりません

出世頭だった本命上司が仕事で失敗したり

大病を患ったりした場合、出世レースから外れる事になります

そうなってしまうとせっかく今までゴマをすってきた苦労が台無しです

今まで本命上司にゴマをすってきた手前

出世レースから外れたからといって対抗上司に路線変更はできません

裏切り者はどの世界でも冷飯を食べさせられるのが常だからです

またゴマをすっていた上司が定年退職して権力が落ちるときも

同じような現象になります

今までのゴマをすり過ぎたために自分の周囲は敵だらけに

なってしまうことでしょう

上司に連れていかれる

上司に連れていかれるとは、

上司が転勤する際に一緒に連れていかれる可能性です

課長以上の管理職は労働組合から外れるので

会社の意向により転勤、単身赴任が多くなります

全国規模の会社などは出世する人間の

見聞と社内コネクションを作るために

わざと数年単位で転勤することが多くなります

よくあるケースで上司が転勤するさいにお供として

任意の部下を連れて行こうを働きかけるのです

誰も知らない転勤先に行くときは

今まで自分の手足として動いたゴマスリ野郎を連れていきたいと

考えるのは自然なことでしょう

上司と共に一緒に転勤すればさらに出世するかもしれません

しかし、そんな上司の気まぐれで転勤したくはありませんよね

上司が出世すればするほど、全国の支店に自分の息のかかった

人間を配置したがります

ゴマをすっていない人間なら上司に転勤を断る事もできますが

ゴマスリ野郎は今までの経緯からいって上司からの依頼は断れないのです

上司に妬まれる

上司にゴマをすった結果出世したとします

しかし出世とは社内ピラミッドの頂点を目指す戦いです

出世すればするほど自分の座るポジションが少なくなり

ついには上司が出世させる限界値が見えてきます

つまり上司と同じポジションまで出世してしまうのです

上司のポジション近くまで出世してしまうと

上司はある種の猜疑心をいだきます

定年して上司が自分のポジションを明け渡す以外

ゴマスリ野郎は上司からしたら最大の敵になってしまうのです

歴史上でも劉邦→韓信、豊臣秀吉→黒田官兵衛など優秀すぎる部下は

その国の王様から疎まれる存在になるのです

劉邦、豊臣秀吉とも天下統一したあと猜疑心にとらわれ

自分の有力な武将を殺害、冷遇しました

どんなに仲がよい部下でも自分の身に危険が及ぶと考えると

冷酷になるのが人間の業です

いままで味方であったはずの上司が豹変し

あなたを攻撃することになります

もちろん表立ってゴマスリ野郎を攻撃しないでしょう

しかし、ハシゴを外すようにゴマスリ野郎を罠に貶めて

自分の脅威にならないように牙を抜くのです

人間関係というのはとても脆いもので

ちょっとした行き違いから悲惨な末路をたどる事も度々あります

まとめ

ゴマをする事は出世をする近道かもしれません

しかし世の中は将来どんな事が起こるかはわかりません

ちょっとした事でも人間関係に躓いてしまい

状況が変わってしまうかもしれません

上司にゴマをするという事は周囲の反感や妬みといった

感情を起こすこともあります

いまこのページを覗いている、あなたもそんな感情をもった

一人ではありませんか?

そんな環境でまともな仕事ができるのでしょうか?

ゴマスリ野郎が早く不幸になりますように・・・( ̄▽ ̄)ノ